インフルエンザに備える5つの食材
日に日に気温が下がり、冬が近づいて来ましたね。
冬に一番気を付けないといけないのは‘‘インフルエンザ‘‘ですね。
インフルエンザを予防する方法には、うがい、手洗い、予防接種、マスクなどいろいろありますが食事で抵抗力を高めていますか?
今回はインフルエンザに備えるために有効なおすすめ食材を5つ紹介したいと思います。
ニンジン
さまざなな種類のビタミンがある中で、ビタミンAは皮膚や粘膜を維持する働きがあります。
ニンジンに多く含まれるβカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保ってくれる役割を担ってくれます。
また、ニンジンは水分が少ない陽性食材であり、体温を上げる効果があります。
手に入れやすく、調理しやすいのがおすすめです。
おすすめ食べ方
βカロテンは加工・加熱処理することでより吸収しやすくなります。
また油と一緒に摂取すると吸収率が1.5倍になりますので、炒め物やドレッシングがおすすめです。
かぼちゃ
冬の野菜の代表とも言ってもいいかばちゃは、皮膚と粘膜を維持するβカロテンが多く含まれています。
食物繊維も豊富に含まれていますので、おなかの調子を整え、便秘の予防改善に役立ちます。
また甘いかぼちゃは満腹中枢を刺激して空腹感を抑えてくれるので、ダイエットにもおすすめです。
おすすめの食べ方
カボチャに含まれているβカロテンは皮に多く含まれていますので、皮ごと食べられる煮物、スープ、サラダがおすすめです。
マイタケ
きのこに含まれるβグルカンは腸内の免疫細胞を高めてくれる食物繊維で、マイタケは特に多くのβグルカンが含まれています。
免疫機能を司る器官をサポートする働きがあるため、摂取することで総合的に免疫機能を高め、インフルエンザだけではなくアレルギーや花粉症の予防にも効果があります。
また食物繊維が豊富なのでおなかの調子を整えて便秘の予防改善に役立ちます。
おすすめの食べ方
マイタケに含まれるビタミンB2は代謝を助け、疲労回復効果がありますが、水に溶けやすい性質がありますので、汁物や炊き込みご飯がおすすめです。
納豆
発酵食品の納豆には、食物繊維と善玉菌をサポートする納豆菌の両方が含まれており、腸内環境を整えます。腸内環境の健康は免疫力と密接に関わっていますので結果的にインフルエンザの予防になります。
おすすめの食べ方
そのままでも十分ですが、他の発酵食品のチーズやキムチ、みそなどと混ぜて食べることで、善玉菌の働きがさらに活発になり免疫力も上がります。
小松菜
βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、小松菜には免疫力を上げる栄養が豊富にに含まれています。
また鉄分やカルシウムなどの不足しがちな栄養も豊富で、何よりも手に入れやすく調理しやすいのがおすすめです。
おすすめの食べ方
βカロテンとビタミンEは油と一緒に取ることで吸収率を上げることができるので、炒め物、和え物やおひたしにごま油を少し加える食べ方がおすすめです。
健康は食事から
健康を保つのに大事なのは食事です。
毎日食べる物に気を付ければ、病気にも疲れにも強い体を作ることが可能です。
これから寒くなる季節に備えて食事に気を付けてみてはどうでしょう。