工場勤務のメリットデメリット
どうもみなさんコッペマンです。
私は今、電子機械をメインで製造している工場で働いています。
みなさんの中には「工場勤務ってどんな感じなの?」と思う人がいると思います。
そこで私が働いた経験をもとに工場勤務についてのメリットデメリットについて紹介したいと思います。
目次
工場勤務の仕事ってどんな仕事?
基本的に工場での仕事には大きく分けて2つあり、
1つ目は製品設計お及び新製品の開発・試作を行うグループ
2つ目は設計を元に製品の製造を行うグループ
に大体わかれています。
他にも会社の経理や材料受注、製品の運搬などの仕事もありますが、メインになる仕事は上の2つになります。
1つ目の製品設計の仕事は、その名の通り製品を製造する際に必要な設計図や製造過程を作る仕事でプログラミングやCADの技術が必要不可欠です。
なので主に専門学校や大卒が就く仕事になります。
2つ目の製造を行う仕事は、製品を納期に合わせて製造を行っていく仕事です。
この仕事は比較的誰でも製造できるようにマニュアル化されており、高卒や派遣社員が多く働いている仕事になっています。
私が働いている仕事もこの製造の仕事になります。
今回の工場勤務の製造業でのメリットデメリットについて紹介します。
工場勤務のメリット
有給休暇が取得しやすい
基本的工場での製造は計画的に行っているので、大人数での製造の過程によっては人の入れ替えがしやすいので有給休暇が取得しやすいです。
会社にもよりますが、私の会社では1週間前から申請すれば通ることができますので、急な用事があった際に有給休暇が取りやすいのは大きなメリットだと思います。
技術系資格が取りやすい
溶接や電気工事など仕事の内容によっては必要な資格があります。
なので会社によっては資格の受験費用を何割か負担してくれたり、筆記試験用の資料もしくは教材の提供、実技試験の練習などができますので、個人で受けるより取りやすいと思います。
室内温度が安定している
主に電子機械を扱う工場では、電子部品の故障を防ぐために室内温度と湿度を一定に保つようにしています。
なので比較的働きやすい環境で仕事ができます。
専門知識が身につく
工場での仕事は普通の仕事に比べて工業系の知識が働きながら身に着けることができます。
例えば、設計図面の見方、スケールやゲージなどの測定器の使い方、電動ドライバーやトルクレンチなどの工具の扱い方、専用の大型機械の操作方法などの知識を身に着けることができます。
工場勤務のデメリット
身体的に疲れる
基本的に製造では、たくさんの部品を扱って組み立て作業することが多く、可動範囲を広げるために立ち仕事が多いです。
基本的に1日8時間働きますので、半日以上立っているので結構疲れます(;^ω^)
立ち仕事に慣れていない人は、足が筋肉痛になったりします。
ケガのリスクが多い
工場での仕事はさまざまな工具や重い物を扱うことが多いので、切り傷や打撲、ぎっくり腰になるリスクが高いです。
また旋盤やプレス機、作業ロボットを扱うところでの事故は大ケガにつながる可能性があるので注意が必要です。
繰り返し作業が多い
工場勤務でよく多いのですが、組み立てなど作業仕事は繰り返しが多いです。
なので繰り返し作業が苦手な人や集中力を保つのが苦手な人は、続けるのが難しい仕事だと思います。
短期雇用が多い
主に大手企業でよくあるのですが、最近では季節のよって製品を大量生産するために一定期間の間だけ大量の派遣社員を雇う形式が多いです。
なので会社によって一年間安定して働けないところもデメリットだと思います。
新しい人脈が築きにくい
工場での仕事は常に同じ場所での仕事が多いので人脈が極端に狭くなります。
また製造業の作業者のほとんどは男性ばかりなので、ハッキリ言って職場恋愛はできません(´;ω;`)
最後に
どんな仕事でも同じですが、世の中楽な仕事一つもありません。
どんな仕事にもメリットデメリットは必ずあります。
就活や再就職に励んでいる人は今もたくさんいると思いますので、私のこの経験がみなさんの役にたてれば幸いだと思います。